仕組み
何を測り、何を変えるのか
そして、何を自分で決められるのか。
- 01
1音ずつ聴き分ける
ボーカルの音程を連続して追跡し、指定したキーとスケールで、指定しなければ最も近い半音で、音符に分けます。テイク全体をグリッドに引き寄せるのではなく、歌い手が実際に着地した位置から1音ずつ補正します。
- 02
どれだけ、どれだけ速く、はあなた次第
強さは音が目標へどこまで動くかを、補正の速さはどれだけ早くそこへ着くかを決めます。ゆっくりなら誰にも気づかれない補正に。速ければあの有名なケロケロ系の音に。同じツールで、選ぶのはあなたです。
- 03
音量を揃えて聴いてから、決める
補正したテイクは元のテイクとラウドネスを揃えて並べて再生されるので、補正だけが聴こえます。良くなっていなければ元のテイクを残してください。元のテイクには一切手を加えません。
詳細
音声を任せる前に、確かめておきたいこと
すべての結果を支えるフォーマット、規格、数値。どれも実測です。
- ピッチ検出
- 学習済みのピッチトラッカーを、モデルが確信を持てない箇所では古典的な推定器が支え、補正は音の立ち上がりごとにやり直します。補正は音が始まる場所から始まり、意図したベンドは全体を押さえ込むのではなく、着地した位置から補正されます。
- 再合成
- フォルマントを保つ再合成なので、音を動かしても声の見かけの大きさは変わりません。保持はスイッチで切り替えられ、フォルマントの移動こそが狙いの効果になるまれなテイクにも対応します。
- スケールとキー
- 補正は、設定したキーとスケール、メジャーかマイナーを狙います。クロマチックのままなら最も近い半音へ。キーに自信がないときはクロマチックが安全で、実際の歌い手では10回に9回、狙った音を捉えます。キーが分かっているなら指定してください。
- どの設定でも自然
- 最も強い設定でも、声が歌っている本人の声として聴こえる範囲で止まるので、補正をしっかりかけても演奏の個性はそのまま残ります。
- 名称について
- これはピッチ補正、つまりボーカルチューニングで、そう検索したなら AI ボーカルチューナーです。Auto-Tune ではありません。Auto-Tune は Antares の製品であり商標です。ケロケロ系の音は、ここでは補正を速くする設定のひとつです。
よくある質問
実際によく聞かれること
- いかにも補正した音になりますか?
- あなたが望む場合だけです。決めるのは補正の速さ。速ければ聴いて分かる効果に、遅ければ気づかれない補正になります。初期設定はやさしめ。多くの人が求めるのがそのバージョンだからです。
- ミックスの中にあるボーカルも補正できますか?
- はい。曲全体モードをオンにすると、Euphona が音楽から声を取り出し、補正して元に戻します。ひとつのジョブで完結します。
- ハモリやダブルはどうなりますか?
- どのテイクも同じキーで、それぞれ別のジョブとして補正してください。ハモリやダブルにリードをリファレンスとして渡すと、子音と音の立ち上がりがリードにそろいます。動かすのは最大4分の1秒まで。ダブルが2人に聴こえる小さな違いは残ります。
- ダメなテイクを直せますか?
- 音程を補正し、リードのテイクをリファレンスにすればダブルをリードにそろえます。フレージングと感情は歌い手のもので、それこそが守られる部分です。